二輪二足での
週末遍路行

旅立ちの準備・1
新規購入品

思い立ったが吉日。ってことで、次の日から旅に備えて色々と揃えていきました。
ここでは、この遍路旅のために新たに購入した装備品を紹介!
・・・考えばっかり先行して、いらんモン買うとるかもなぁ・・・(^^;;


’03・7・9購入品

 

案内本


 旅の準備から工程まで事細かにガイドされている案内本。
 遍路案内は多数の本があるが、国・県道メインで道案内がされている自動車向きがほとんどで、ちゃり遍路には不向きなものが多い。
 また、歩き遍路向けに書かれている本には、階段路や崖登りのあるルートしか案内してない本もあるので、自分が何で行くか、どのようなルートを進みたいかをよく考えて選ばないといけない。
 ちゃり遍路向けの本は無いので、使える本を探すのに苦労しました。

(双葉社・はじめての四国八十八ヶ所いたれりつくせりガイド)

 

時刻表


 通しで回る場合には必要無いかもしれないけど、僕の場合は週末に輪行(自転車を手荷物として鉄道・バスに持ち込み移動すること)して繋ぎ繋ぎ進むので必需品。
 ローカル線やバス路線も載ってる携帯版は少ないので、これまた探すのに苦労しました。

(交通新聞社・携帯全国時刻表)

 

レインウェアー


 普段使っているバイク用のレインウェアーは全天候型アウターウェアーといった感じで携帯性が悪いので、携帯性に優れたレインウェアーを新たに購入。
 内側のメッシュ等を省く事で500mlペットボトル程度のサイズにしているだが、レインウェアー本来の機能は十二分にあってなかなかにお勧め。
 遍路旅以外のバイクツーリングでも大活躍しそう。
(実際、今年(’03)のお盆ツーリングでは大活躍しました(^^))

(ラフ&ロード・デュアルテックスコンパクトレインスーツ)

 

ディパック背当て


 僕が使ってるディパックは12年程前に買ったもので、背中の通気性などは考えてないので汗を掻き出すと背中に張り付いてくるような感じで快適性が無い。
 そこで背中とディパックの間に隙間を開けるための背当てを購入。
 厚さ1cm程のメッシュになっていて、ディパックの張り付きを防いでくれる優れもの。

(登山用品店にて購入)

 

’03・7・10購入品

 

デジタルメーター


 16インチの自転車なのでスピードは興味無いが(必死に漕いでも30km/hも出ないもんなぁ…)距離を知りたいので装着。
 タイヤの外周長と回転数で距離と速度を割り出すのでかなり正確。
 道路標識の距離とぴったり合ってた時は思わずガッツポーズしちゃいましたョ。

(CATEYE・CC‐VL200)

 

’03・7・11購入品

 

キャリア


 折り畳み自転車用のシートポスト取り付け型のキャリア。
 基本的に荷物は背負っていくつもりなので要らないかとも思ったけど、輪行バックや買出しの物を積むのにあったほうが便利だろうと思い購入。
 とりあえず、輪行バックをぶら下げてます。
(近所の自転車専門店にて購入)

 

タイヤレバー


 普段使ってるバイク用のタイヤレバーだと大き過ぎて役に立たないので、自転車用のタイヤレバーを購入。
 ・・・バイクもこのくらいのレバーでタイヤが外せればいいのになぁ。

(近所のホームセンターにて購入)

 

エアポンプ


 普段使ってるエアポンプだと重さや大きさで荷になるので新たに購入。
 モンバハのタイヤサイズくらいまでなら使えそうなので、遍路旅以外にも活躍しそう。
 2WAYとなっていて、引く時にも押す時にもポンプの効果があるし、自転車のバルブにも車のバルブにも合わせられるようになっているので、商品価値は高いです。

(近所の自転車専門店にて購入)

 

’03・7・12購入品

 

菅笠


 予行演習で大窪寺に行く日(7月13日)が雨だった為に前日に急遽購入。
 レインカバーが付いていて雨笠にもなるし、それ以上に好天時の日除けとしての効果が絶大。
 笠と頭の間に隙があるので、帽子のように蒸れることは皆無。
 麦藁帽でも蒸れは無いが、やはり頭に着けるよりは頭上に浮かせる方が具合がいい。
 それに、どのような服装でいても、出会った人々に一目で遍路行者と分かってもらえるのがいい。

(長尾寺近辺の遍路用具店にて購入)




以上が、今回の旅に向けとりあえず必要だろうと思い、新たに揃えた装備です。
この後、’03・7・13に後のページにある予行演習を行い、実際に必要を感じた物や、参拝に必要だろうと思った物を新たに揃えました。


’03・7・16購入品

 

ペダル&トゥクリップ


 最初から付いてたペダル(下の写真)は、手軽に折り畳むのにはいいんだけど、あんまりいい品ではないので、強く踏み込むとたわんで力が逃げるような感じでこぎにくい。
 で、家で腐りかけていたサイクリング用自転車(中高生の頃乗っていた)に付いていたペダルを再生して付け替え。
 3〜4千円でしっかりした折り畳みペダルもあるけど、ペダルにお金かけるのもなんなので。
 車体を畳む時に外さないといけなくはなったけど、そんなに手間じゃないからこれで十分でしょう。

 これに併せて、漕ぐ時に踏み込む力だけじゃなく引き上げる力も使えるようにペダルに足を固定する為のクリップを装着。
 このクリップ、昔はよく使われてたんだけど、最近では専用の靴とペダルが出ててほとんど目にすることがなくなっちゃって、探すのに苦労しました。
 とっさに足を付きたくても、ペダルから足が離れずそのままひっくり返っちゃうってこともあるから廃れても当然かなぁ。

(自転車屋巡りをして探し出し購入)



 

’03・7・23購入品

 

輪行バッグ


 自転車を折り畳んで電車やバスに持ち込む為に必要なバッグ。
 自転車は法律上は車両扱いなので、ちゃんと袋に入れてないと荷物とみなしてもらえず、公共交通機関に持ち込みができない。
 日本の法律の厄介な所ですね〜。
 JRでは昔(国鉄って言ってた頃)、輪行料金が別途掛かったんだけど、今は廃止されてるみたい。
 JRでは廃止されてるけど、琴電ではいまだにあるそうで・・・。
 ま、今回の旅では琴電にはたぶん乗らないだろうからいいんだけどね〜。

(近所の大規模スーパーの自転車コーナーにて購入)

 

’03・7・25購入品

 

タイヤ


 これは今回の為に特別に用意したものでは無く、通勤で磨り減っていた為に交換する事にした物。
 100円台でタイヤが買えちゃうなんて、やっぱりちゃりはコストパフォーマンスに優れてるよなぁ。

(近所のホームセンターで購入)

 

’03・7・29購入品

 


 普段履いてる靴はバイク用のショートカットの革靴なので、峠越えで自転車を押し歩く時の負担が大きいので、遍路旅専用に選んだウォーキング用の靴。
 いろいろな靴屋さんを回って、試し履きをして決定。
 ソールの曲線が僕の歩き方に合ってて、踵を着いてからつま先が離れるまで全く抵抗を感じず歩くことができ、靴によってこんなに違うのか!と、ちこっとビックリ。
 お店の人は流行の1万円ちょっとするおしゃれな靴を薦めてくれたけど、どれを履いてもこれ以上に合った物は無く、防水が云々、緩衝材が云々という言葉を聞き流して購入。
 ソールは彫りの浅い舗装路専用の物なので未舗装路では踏ん張りが利かないだろうけど、今回の旅は自転車で移動できる遍路道=舗装路がメインなので問題無し。
 また、トレックウォーキング用のソールだと、トゥクリップ付きのペダルへ足を抜き差しする時に引っ掛かってしまい不適なので、この靴の方が適している。

(New Balance・M332)


 

’03・7・30購入品

 

シュラフ


 シュラフはいつも使ってる物を持って行くつもりにしていたけど、他の用品を買いに行った登山洋品店でカタログ落ちの羽毛シュラフを半額で売ってたので思わず買っちゃいました。
 普段使ってる3シーズンの化繊に比べ容積が半分以下になってパッキングに貢献。
 また、今までのは春秋メインのものだったので夏場はお荷物にしかなってなかったけど、これは夏メインなので遍路旅以外でも使用頻度も高そう。
 今まで化繊シュラフしか使った事が無い僕にとって、初めての羽毛シュラフ。

(DUNLOP・SL−150S)

 

’03・7・31購入&両替品

 

三脚


 普段使ってる三脚でもディパックに縛り付けちゃえば全く問題無かったんだけど、 せっかく荷物を減らしてるんだからというだけの理由で購入。
 この脚はくねくね曲がるので、ガードレールや自転車のハンドルに縛り付けることができるのでまぁ使えるかな?と思って選んだんだけど・・・
 果たして使うことがあるのかは???

(カメラのキタムラにて購入)

 

賽銭


 一つの札所で本堂と大師堂には確実にお参りするので、88ヶ所×2の176枚の五円玉を用意。
(やっぱりお賽銭にはご縁が。じゃないとね〜(^^))
 予め用意するものではないかもしれないけど、お寺さんをお参りする毎に減っていき、旅が進むにつれ軽くなっていくのがうれしいかな?と思い準備しました。
 結願寺で最後の一個を賽銭箱に投げ込む時は感動しちゃうんだろうなぁ〜。
 両替に行った銀行で「お遍路?」と一発でバレちゃいました。(^^)

(百十四銀行で両替)



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